アンケートは放置自転車対策などを尋ねる内容で、市自転車駐車対策室が昨年１１月１５日、ビニール袋に入れて栄地区に駐輪している自転車８０００台にくくり付け、回答を同室に郵送してもらった。
中郵便局から同室へ同２７日に届いた７１通がこの日、集計分析する業者に手渡されたはずが、１２月２６日に業者の手元にないことが判明。その後、市などが同室や、業者がアンケートを運んだ自動車内などで捜したが見つかっていない。
アンケートは一日ごとに束になって届いた分を段ボール箱に入れて保管。担当職員はこの時、他の日に届いた３束と一緒に紙袋に移して同室で業者に渡したとされるが、業者から数を確認した上で受領書などをもらうなど、基本的な手続きを行っていなかった。アンケートには郵便番号、住所、名前を書く欄があり、抽選で１００人にユリカが当たることになっていた。
名古屋市は２３日、中署へ遺失物届を提出。「市民の信頼を裏切り申し訳ない。個人情報の管理をより徹底させたい」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20070124/lcl_____ach_____002.shtml