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2007年01月23日(火) 00時27分

マーガリン「ラーマ」にメッキ片混入、86万個回収へ読売新聞

 日用品・食品メーカー「ユニリーバ・ジャパン」(本社・東京)は22日、マーガリン「ラーマ」シリーズの一部商品に異物の混入が見つかったとして、同シリーズの商品計約86万個を自主回収することを決めた。

 同社によると、昨年10月30日、「ラーマ バターの風味130グラム」を購入した岐阜県内の客から、「金属のようなものが入っている」と苦情が寄せられた。

 同社が調べた結果、異物は直径約0・1〜1ミリのクロムメッキと判明。商品の製造を委託している植物油脂製造メーカー「J—オイルミルズ」(本社・東京)の静岡市内の工場で、容器にマーガリンを流し込むピストンを洗浄する際、クロムメッキがはがれた可能性があるという。

 回収の対象は、昨年8月22〜9月8日に同工場で製造された同商品と、ラーマシリーズの「150グラム」「メープルソフト130グラム」など4種類の9品目。

 同社は「健康被害はないと思われるが、たいへんご迷惑をおかけしました」と説明している。問い合わせはお客様相談室(0120・050・841)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070122i415.htm