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2007年01月22日(月) 16時02分

フジTV系「あるある」捏造、総務省が事情聴取読売新聞

 フジテレビ系の情報番組「発掘!あるある大事典2」で、納豆のダイエット効果を示すデータが捏造(ねつぞう)されていた問題で、総務省近畿総合通信局は22日、番組を制作した関西テレビの山本紘専務ら幹部3人を呼び、捏造に至った経緯などについて事情を聴いた。

 同通信局では、大手制作会社の日本テレワーク(東京)に委託した番組制作に、関西テレビのプロデューサーらがどの程度かかわっていたかや、捏造を公表するまでの経緯などについて説明を受けた。

 関西テレビ側は「日本テレワークには2人を出していた」「すでに制作を終え、今後放送予定だった番組についても問題がなかったか精査したい」などと話したという。同通信局は放送法上に問題がなかったか、週内にも改めて事情を聴く。

 一方、関西テレビとフジテレビに寄せられた視聴者からの抗議などの電話やメールは22日未明までに、計2500件を超えた。このうち電話は1000件余りで、「信用していたのにがっかりした」「今までの番組内容に問題はないのか」などの声があった。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070122i203.htm