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2007年01月21日(日) 00時18分

フジテレビ系列「発掘! あるある大事典II」で虚偽内容を含む放送 関西テレビが謝罪フジTV

フジテレビ系列で日曜日に放送している「発掘! あるある大事典II」で1月7日、虚偽の内容5件を含む放送が行われていた。制作した関西テレビは会見を行い、謝罪した。
関西テレビ放送の千草 宗一郎社長は「視聴者の皆さま方の信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございません。どうも誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
1月7日に放送された「発掘! あるある大事典II」では、納豆によるダイエット効果を特集したが、その中で、効果を立証するために5件の虚偽の内容があった。
5件の内容は、ダイエットの実験でやせたことを示すために別人の写真を使用したり、外国人教授の日本語訳で、発言していないコメントに吹き替えていたほか、血液を採取しながら実際には検査せず、架空のデータを示すなどの血液検査の虚偽3件。
大阪市内で開かれた会見で、関西テレビの千草社長は、「報道機関としての放送局の信頼を著しく損ない、視聴者の皆さまの信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
また原因については、「取材が難航し、追い詰められたことが一因」とねつ造を認めたうえで、調査を進めて厳正に対応していきたいと話した。
関西テレビでは、「発掘! あるある大事典II」の21日の放送を取りやめ、今後は調査委員会を設置し、原因究明を行い、再発防止に向けた措置を講ずる方針。
highlow highlow 2007/01/21 00:18 取材: 関西テレビ

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00103980.html