2007年01月20日(土) 08時14分

独サッカー選手、愛称のソーセージ商標登録に「待った」（朝日新聞）

　愛称をソーセージの商品名に使わないで—。サッカー・ドイツ１部リーグ（ブンデスリーガ）の強豪、バイエルン・ミュンヘンの主力選手で、昨年のワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会でも活躍したＭＦバスティアン・シュバインシュタイガー（２２）が同国の精肉業者を相手取り、そんな訴訟をミュンヘン地裁に起こしていることが分かった。１９日付の独紙南ドイツ新聞が伝えた。

　同選手の愛称は「シュバイニー」だが、これには独語で「豚ちゃん」というニュアンスがある。この「シュバイニー」を精肉業者がソーセージの商標として申請した。

　業者側はシュバインシュタイガーとは関係ないとしているが、同選手の弁護士は、商標申請は同選手が活躍して名を売った２００５年のコンフェデレーションズカップの期間中に行われており、「何も関係ないと考えるのは難しい」と主張。「シュバイニー」の愛称はＴシャツなど同選手のグッズにも使われているという。（時事）

http://www.asahi.com/sports/update/0120/009.html