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2007年01月20日(土) 00時00分

消えぬ低い電線 街路灯事故初公判朝日新聞

  トラック荷台に積んだショベルカーを防犯カメラの電線に接触させ、街路灯を倒して父子2人を死傷させたとして業務上過失致死傷罪に問われた横浜市瀬谷区橋戸1丁目、土木作業員半沢広高被告(43)の初公判が19日、横浜地裁(深見玲子裁判官)であった。被告は起訴事実を認めた。

  検察側は冒頭陳述などで、ショベルカーのアームがいつもより高い位置にあると知りながらも半沢被告は「いつも通っている道だから大丈夫」と考え、運転したとした。

  起訴状によると、半沢被告は昨年11月2日午後9時ごろ、横浜市旭区の商店街の車道をトラックで走行する際、荷台にあったショベルカーのアームを電線に引っかけて街路灯を倒し、横浜市の会社員筑井康隆さん(42)の長女で当時1歳の愛ちゃんを死亡させたほか、康隆さんにも重傷を負わせたとされる。

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000701200005