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2007年01月20日(土) 13時10分

米シティ・グループ、日本の消費者金融事業縮小で減益読売新聞

 【ニューヨーク=山本正実】米銀行最大手のシティ・グループが19日発表した2006年12月期決算は、一般企業の売上高にあたる総収入が前期比7・1%増の896億1500万ドルと過去最高を記録し、5期連続で増収となった。

 ただ、日本の消費者金融事業の大幅な縮小に伴うリストラ費などを計上した結果、純利益は12・4%減の215億3800万ドルと2期ぶりに前年実績を下回った。

 アメリカ国内の個人向け取引部門の純利益は17・0%増の83億9000万ドルと伸びた一方、日本事業の縮小が響き、海外の消費者金融事業は93・8%減の4000万ドルとなり、利益全体の足を引っ張った。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070120ib02.htm