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2007年01月19日(金) 00時00分

カルトSEX教団に強制捜査…教祖にせっせと女性貢ぐZAKZAK

 女性幹部は容疑者の側近中の側近で88年に入国。教団の関東地方のトップを務め、同容疑者の好みの女性を送り込む役割を果たしていた。

 摂理は80年頃に設立。韓国内に15万人の信者がいると主張し、教義は「30講論」と呼ばれ、容疑者が2年間ほど在籍していた「世界基督教統一教会(統一教会)」に酷似している。

 容疑者を「再臨のイエス(メシア)」と洗脳する内容で、年間1億円以上の寄付を集め、女性信者に対しては「治療」などと称して性的暴行を繰り返した。

 90年代から日本での布教活動を活発化。信者であることを隠して、全国50以上の大学で布教活動をしており、信者は国立・私立大の学生や卒業生など20代の若者が多く、女性が約6割を占める。

 有名少女漫画家や韓国人元Jリーガーが広告塔として活動していたこともあり、男性は「高学歴・高収入」、女性は「スタイル・ルックス」を重視して勧誘していた。

 容疑者は「身長165センチ、色白、スタイルのよい女性」を好み、「モデル部・チアリーダー部」に入れ、石膏(せっこう)の風呂で好みのポーズをとらせて等身大のブロンズ像を作るなどしていた。

 日本の信者数は約1700人(平成16年10月時点)。容疑者から性的被害を受けた日本人女性は100人以上とされる。女性幹部は昨年7月下旬に出国している。 

ZAKZAK 2007/01/19

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011901.html