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2007年01月18日(木) 00時00分

カード情報を不正入手 容疑の中国人8人を逮捕 東京新聞

 整体院の客のキャッシュカードなどからデータを不正にスキミングしたなどとして、県警国際捜査課と西入間署は十七日、不正電磁的記録カード所持などの疑いで、いずれも中国籍の川崎市川崎区桜本一、飲食店経営呂永浩容疑者(30)、越谷市越ケ谷一、整体師厳風哲容疑者(23)ら八人を逮捕した、と発表した。呂容疑者ら三人については、カードを使って現金を引き出したとして窃盗罪などで送検した。

 八人は越谷市や群馬県太田市など約十カ所で転々と整体院を開設。整体治療中に、客が脱いだ上着などからカードを抜き出して携帯読み取り機でデータを抜き出す手口で、約百人のデータを入手していたという。被害総額は二千四百万円を超えるとみられる。

 調べでは、呂容疑者らは、昨年八月中旬、東京都板橋区の整体院でスキミングした女性客(36)のデータを記録したカードを使って、銀行などの現金自動預払機(ATM)から計約四百七十万円を盗んだ疑い。八人は容疑を認めている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20070118/lcl_____stm_____003.shtml