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2007年01月18日(木) 00時00分

横領元町議が虚偽報告 共産党県委が辞職勧告 東京新聞

 交通事故の賠償金を知人から横領したとして、市貝町杉山の元市貝町議平野豊容疑者(59)と妻(56)が逮捕された事件で、平野容疑者は共産党県委員会の内部調査に対して虚偽の報告をし、同委員会が「党員としても問題」として昨年十二月初旬、辞職勧告を出していたことが分かった。

 関係者の話では、同委員会は昨年春、交通事故で死亡した男性会社員の遺族から「賠償金が高額で疑問」と相談を受け、調査を開始した。

 平野容疑者は、賠償金を使って男性会社員宅の新築や墓を建設していたが、党内の調べに対し「善意で面倒を見た。新築を提案し業者をあっせんしただけ」と答えていた。しかし、実際には新築事業に何らかの形で関与し、約千二百万円を着服したとみられる。 (佐藤あい子)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070118/lcl_____tcg_____002.shtml