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2007年01月17日(水) 11時41分

周辺農場で立ち入り検査 宮崎の鳥インフルエンザ朝日新聞

 宮崎県清武町の養鶏場で発生した鳥インフルエンザ問題で、県は17日、半径10キロの移動制限区域内にある11養鶏場を対象に、ウイルス感染の有無を確認するための立ち入り検査をした。結果は約1週間でわかる見込み。

 制限区域内の16養鶏場のうち、鶏がいない5養鶏場を除いた。午前9時半ごろから県の獣医師が立ち入り、1養鶏場あたり10羽の血液と気管の粘液などを採取した。県の家畜保健衛生所で抗体検査とウイルス分離をして分析する。

 今回の検査は、移動制限を解除するための「第1次清浄性検査」で国の指針に基づいて実施した。2次検査は27日ごろの予定で、異状がなければ移動制限区域の縮小を検討するという。

http://www.asahi.com/national/update/0117/SEB200701170002.html