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2007年01月15日(月) 23時20分

「不二家」販売停止、大手スーパー・コンビニで続々読売新聞

 大手菓子メーカーの不二家が消費期限・賞味期限切れの原材料を使用した商品を出荷するなどした問題で、セブン&アイ・ホールディングスは15日から、スーパー「イトーヨーカ堂」や、コンビニ「セブン—イレブン」などグループ傘下の1万2000店舗に対し、不二家商品の販売停止を指示した。

 イオンもスーパー「ジャスコ」やコンビニ「ミニストップ」などグループ約3000店舗に、販売を当面見合わせるよう指示した。

 さらに、大手スーパーではダイエー(485店舗)、西友(392店舗)、コンビニでは、ローソン(8415店舗)が販売中止を決めている。

 不二家が同日行った会見で、問題が発覚した洋菓子工場だけでなく、スーパーやコンビニで流通しているチョコレートなどを製造する菓子工場についても調査を始めると公表したためだ。

 期間については「お客様が安心して商品を購入出来る状況になるまで」(イオン)、「調査で安全性が確認出来るまで」(ローソン)などとしている。「『不二家の商品は本当に大丈夫なのか』という消費者からの問い合わせが多かった」(大手スーパー)ことも影響したようだ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070115it13.htm