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2007年01月15日(月) 20時22分

ノロウイルス、流行のピーク越す 国立感染症研究所朝日新聞

 今冬のノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行が全国的にピークを越えたことが15日、国立感染症研究所のまとめでわかった。全国約3000の小児科医療機関の定点調査で、1施設あたりの患者数が、昨年9月以降、初めて減少した。

 感染研感染症情報センターによると、12月18日からの1週間で1施設あたりの感染性胃腸炎の患者数は16.4人となり、前週の22.8人から3割減った。西日本では収まりつつあるが、東日本では流行が続いている地域があるという。

 今冬の流行では、1施設あたり患者数が11月下旬から4週連続で過去最多を更新。81年の調査開始以来、最大規模の流行だった。

 同センターの安井良則主任研究官は「今冬の流行の峠は越えたと考えられる。ただ、小さな流行は3月ごろまで続くので引き続き注意してほしい」と話している。

http://www.asahi.com/life/update/0115/012.html