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2007年01月15日(月) 19時24分

酒販組合の年金破綻問題、東京と大阪で集団提訴朝日新聞

 全国小売酒販組合中央会の共済年金が外債投資で破綻(はたん)した問題をめぐり、共済年金に加入していた東京や大阪など14都道府県の115人が15日、中央会などを相手に計3億6800万円の賠償を求める訴訟を東京、大阪両地裁で起こした。

 1人あたりの請求額の平均は東京訴訟が318万円、大阪が208万円。中央会は掛け金の85%の返還を決めたが、実際に返されたのは15%にとどまり、未払いの70%を請求する。

 訴えによると、年金共済はリスクの高い外債に資金を集中して投資。約145億円が回収不能となり、破綻した。投資を主導した元事務局長が背任罪で起訴された。

 弁護団は相談窓口を開設し、被害が確認されれば追加提訴を行う方針。問い合わせは、東京03・6234・4810、大阪06・4706・1626まで。

http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY200701150296.html