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2007年01月15日(月) 11時48分

毎日新聞北陸総局長が飲酒運転で事故朝日新聞

 毎日新聞大阪本社は15日、北陸総局(金沢市)の西木(さいき)哲也総局長(51)が13日夜に金沢市内で飲酒運転し、事故を起こしたと発表した。同社は15日付で総局長職を解き、大阪本社編集局付とした。

 同社によると、西木総局長は13日夕、福井市内のホテルであった同社の書道展の会合でビールや日本酒などを飲んだ後、JRで福井駅から金沢駅まで戻った。その後、総局の駐車場から自家用車で市内の自宅へ戻る途中の午後10時25分ごろ、金沢市東山1丁目の国道157号で信号待ちをしていた乗用車に追突。双方にけがはなかった。金沢東署の調べに対し、西木総局長は当初、「酒は飲んでいない」と話していたが、酒のにおいがしたため検査したところ、呼気1リットル中0.2ミリグラムのアルコール分が検出されたという。同署は近く道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検する方針。

 西木総局長は14日夜に会社に報告した。西木総局長は05年4月から総局長だった。

 毎日新聞大阪本社の藤原健編集局長は「飲酒運転追放を社会に訴えている報道機関の総局長が、このような事態を起こしたことについて厳粛に受け止め、深くおわびします」としている。

http://www.asahi.com/national/update/0115/OSK200701150021.html