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2007年01月14日(日) 21時12分

注意報出ていなかった鹿児島、40cmの津波読売新聞

 千島列島を震源とした13日の地震で、気象庁は津波注意報を解除した後の14日午後、鹿児島県などで同日未明に最大で高さ40センチの津波が観測されていたと発表した。

 気象庁は13日午後10時10分、津波注意報をすべて解除したが、14日午前0時4分に鹿児島県トカラ列島の中之島で高さ40センチ、午前1時27分には、高知県室戸市で高さ30センチの津波が観測された。両地域には、地震発生以降、津波警報や注意報は出されていなかった。

 同庁では「津波があるとしても被害の心配はないと判断して解除したが、解除後も半日ほど海面の変動は続くと注意喚起していた」と話しており、注意報の出し方や解除に問題はなかったとしている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070114i313.htm