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2007年01月14日(日) 21時38分

「消費弱い状態」と経財相、日銀利上げの動きけん制読売新聞

 大田経済財政相は14日の民放の報道番組で、日本銀行が今月17〜18日の金融政策決定会合で追加利上げを行うとの見方が強まっていることについて、「今、消費は弱い状態で、デフレ脱却の道筋が後戻りする可能性がある。日銀もその点は十分認識したうえで判断すると思っている」と述べた。景気回復の動きに停滞感が見られる中で、利上げの動きをけん制した。

 大田経財相は、日本経済の現状について、「デフレ脱却ができるかどうかの本当の正念場だ」との認識を示し、日銀に対しては「しっかりと説明責任を果たし、責任を持って判断してもらいたい」と注文をつけた。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070114ib22.htm