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2007年01月13日(土) 01時46分

鳥インフル、宮崎の被害は計2400羽に読売新聞

 宮崎県清武町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が大量死した問題で、農林水産省は12日、10日からの3日間で死んだ鶏の合計は約2400羽にのぼると発表した。

 省は、毒性の強いウイルスの可能性が高まったとみる一方、「鶏肉や卵を食べた人への感染例はない」とし、スーパーなどで、消費者に誤解を与える表示が見つかった場合、改善を求める。

 同省によると、鶏が大量死したこの養鶏場では、肉用の鶏のヒナを出荷しているが、死んだ鶏は出荷前で、いずれも同じ鶏舎で育てられていた。

 鶏肉や卵の店頭表示を巡っては、これまで国内で鳥インフルエンザが発生した際、その地域の鶏のものではないことを告知する例もあったという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070112i114.htm