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2007年01月12日(金) 00時00分

OZMA“裸”騒動にNHK落ち度認める朝日新聞

 NHKの橋本元一会長(63)は11日、都内で行われた定例会長会見で、昨年大みそかの紅白歌合戦のDJ OZMAのヌード騒動について、「反省が必要」と局内に自戒が必要なことを認めた。騒動はOZMAのバックダンサーがヌードを描いたボディースーツを着用し全裸に見えるパフォーマンスを敢行、10日までに視聴者から1796件の抗議が寄せられた。

 これまで同局は「パフォーマンスの内容は知らなかった」と、OZMAサイドを非難するコメントだけを発表していた。橋本会長は「NHKのクオリティーを守るため、準備をしっかり行わなければならないという反省が必要」とようやく局側の落ち度を認めた。OZMAサイドへのペナルティーは未定。

 会見では制作責任者がOZMAサイドから事情聴取した内容を公表した。「30日のカメラリハーサルは水着。本番は同じ内容という約束だったが、彼ら(OZMA)が、リハーサル後、インパクトやサプライズが足りないと思い、本番のパフォーマンスを決めた。ツメが甘かった」と説明した。今後、生番組の出演者に対し、過度な行動をしないよう覚書を交わし、局側も不測の事態に備えたマニュアルを作るという。


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