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2007年01月12日(金) 00時00分

統計局職員ら専用プログラム作って野球賭博ZAKZAK

 一昨年夏の全国高校野球選手権大会などで野球賭博をしたとして、警視庁保安課と万世橋署は12日、賭博容疑で、総務省統計局の課長補佐(37)を含む同省職員10人と、独立行政法人統計センター職員8人の計18人を書類送検した。

 10人のうち8人が統計局の職員で、東京都新宿区の同センターも入る庁舎内で、勤務中にパソコンで専用プログラムを作り、野球賭博をしていた。課長補佐らは「仲間内のゲーム感覚だったが、大変なことをした」と供述している。

 調べでは、課長補佐らは平成17年8月と18年8月、総務省統計局などのパソコンを使い、夏の全国高校野球選手権大会の勝敗結果でポイントを付け配当金を出す野球賭博をした疑い。賭け金は1人1000円だったという。

 賭博をしていたのは、統計局職員と同センター職員らでつくる「総務省統計野球部」部員。同課は賭博が14年から行われたとみている。

ZAKZAK 2007/01/12

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011221.html