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2007年01月11日(木) 00時00分

予備校広告に注意…数日間の受講生加え“実績水増し”ZAKZAK

 公正取引委員会は10日までに、高校受験対策講座の募集広告が景品表示法に抵触する恐れがあるとして、秀英予備校(静岡市)に対し、再発防止などを求めて注意した。

 関係者によると、秀英予備校は昨年、静岡、愛知などで配布した高校受験生向け講座の募集広告で、昨年度の高校入試合格者数として、数日間の講習を受講しただけの合格者まで含めた数字を表示していた。

 受験生募集の広告をめぐり、公取委は、模擬試験だけの受験生や短期の講習を受けただけの生徒を合格実績として扱う表示が「一般消費者に誤認される恐れがある」として学習塾の業界団体に注意を促している。

ZAKZAK 2007/01/11

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011118.html