記事登録
2007年01月11日(木) 23時51分

宮崎県で鳥インフルエンザの疑い 約750羽死亡朝日新聞

 農林水産省は11日、宮崎県清武町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した疑いがあると発表した。同町の養鶏場で10〜11日に約750羽が死んだ。現在、ウイルスの鑑定をしている。

 同省によると、鶏が死んだ養鶏場は、約1万2千羽の肉用鶏を飼育している。鑑定が終わるまで、場内の鶏を隔離し、周辺農場に鶏の移動を自粛するよう求めている。

 鳥インフルエンザはウイルスに感染して発症する鳥類の疾病で、法定伝染病に指定されている。感染した鳥の肉や卵を人間が食べても感染することはない。04年、国内では79年ぶりに山口県阿東町の採卵養鶏場の鶏からウイルスが検出された。

http://www.asahi.com/life/update/0111/012.html