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2007年01月11日(木) 21時57分

未解決事件情報提供を 千葉北署・東署で呼びかけ読売新聞

 千葉北署と千葉東署などは「110番の日」の10日、未解決となっている凶悪事件に関する情報提供を呼びかけるチラシを人通りの多い商店街などで配布した。

 このうち千葉市花見川区の花見川団地で2003年8月、読売新聞配達員の川野隆さん(当時69歳)が殺害された事件については、川野さんの長男で「捜査に協力する会」副会長の隆弘さん(47)と千葉北署員ら20人が、2時間にわたり花見川商店街など2か所で約1700枚のチラシを配った。隆弘さんは「頂いた情報で捜査に新しい展開があるかもしれない。助けてほしい」と訴えていた。

 また、同市若葉区みつわ台で1997年2月、都立高校教諭の内村民夫さん(当時60歳)が自宅で刺殺された強盗殺人事件では、内村さんの妻の和代さん(67)と「全国犯罪被害者の会」の会員、千葉東署員ら約30人が午後4時から、JR都賀駅構内で約2500枚のチラシを利用客に手渡した。和代さんは「どんなささいな情報でも教えて下さい」と呼びかけていた。いずれの事件でも、犯人逮捕に結びつく情報の提供者には、遺族などから200万円の謝礼金が支払われる。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news001.htm