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2007年01月11日(木) 00時00分

『復讐請け負いました』 不審な封書相次ぐ 復讐代行業を装い、送られてきた封書 東京新聞

 「あなたに対する復讐(ふくしゅう)依頼を請け負うことになりました」−。こんな脅し文句で携帯電話への連絡を要求する封書が群馬、栃木県内で相次いでいる。群馬県消費生活センターなどは、「復讐代行業」を名乗る新手の振り込め詐欺とみて、注意を呼び掛けている。 (石井友恵)

 同センターによると、寄せられた相談は警察署などへも含め計十件で、九日に集中していた。群馬県内では榛東村の二十代の女性や高崎市の六十代の女性など、年代も住所もまちまちという。封書には「身内、親類、友人、知人関係に対し、調査はすべて終わらせています」などとある。その後、復讐の実行期間と相談期間が書かれており、「相談期間内に、ご連絡なき場合は行動に移させていただくことになります」と記載されている。

 県警警察安全相談室によると、連絡先となっている携帯電話にかけたところ、「身に覚えがあるんじゃないの」などと言われ、言葉巧みに個人情報を聞き出されたという。

 県消費生活センターでは「相談は氷山の一角。封書は大量に郵送された恐れがある。たとえ不安になっても、業者でなく、警察やセンターに相談してほしい」とアドバイスしている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20070111/lcl_____gnm_____000.shtml