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2007年01月09日(火) 22時38分

東京地裁を名乗り架空請求、メールで「支払命令」読売新聞

 東京地裁の民事部を名乗り、「支払命令」と題する電子メールを送り付ける架空請求が相次いでいるとして、最高裁が注意を呼びかけている。

 最高裁によると、東京、鳥取両地裁などに9日、計4件の問い合わせが寄せられた。電子メールの内容は、いずれもインターネットの有料サイトの利用料約2万円を支払うよう求めるもの。

 「民事訴訟法が改定され、電子メールアドレスに支払い命令を発行できるようになった」などというウソの説明が記載されており、裁判官や書記官の名前も架空だった。

 最高裁は、「裁判所が電子メールで金銭の支払いを求めることはない」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070109i114.htm