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2007年01月09日(火) 00時00分

山拓訪朝に安倍不快感…「政府と無関係行動」ZAKZAK

 山崎氏は出発前、北京空港で「非核化に向け前進させるのが目的。拉致問題を含め日朝平壌宣言が有効であることを確認したい」と表明。政府と無関係の訪朝については「二元外交ではない」と釈明した。

 この山崎氏の動向について首相は9日昼、「日本は北朝鮮に対し、核、ミサイル、そして何より拉致の問題を含め制裁を科している。議員としての外交的活動は当然あるのだろうが、圧力をかけていることを理解してもらいたい」と不快感を表明。

 塩崎恭久官房長官も同日午前、「国家公務員の渡航を原則見合わせ、一般国民にも自粛を要請している中で、国民を代表する立場にある国会議員が渡航するのは望ましくない」との政府方針を山崎氏に伝えたことを明らかにした。

 その上で、「政府として連携した動きではない。山崎氏個人の行動ということに尽きる」と述べ、政府とはまったく無関係の訪朝であることを強調した。

ZAKZAK 2007/01/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007010931.html