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2007年01月07日(日) 00時00分

「ラブベア」で食糧支援読売新聞

横浜高島屋でチャリティー販売

「ラブベア」を販売する着物姿の学生ボランティア
 横浜高島屋(横浜市西区)は6日、オリジナルのぬいぐるみ「ラブベア」をチャリティー販売した。同デパートと飢餓や貧困の問題に取り組むNPO「国連WFP協会」(同区)が、世界の食糧問題に関心を持ってもらおうと企画した。新成人ら学生ボランティア10人が手伝い、売上金の約43万円は同協会を通じて「国連世界食糧計画(WFP)」に寄付された。

 販売された「ラブベア」は、クリスマスシーズンにデパート内でディスプレーに使われていた約3500個。赤、緑、ピンクの3色あり、開店前に約300人の行列ができるほどの人気ぶりだった。何度も並び直し、買い求める人もおり、午後4時までに完売した。

 晴れ着姿でラブベアを売っていた横浜市港北区富士塚、大学2年小林美緒さん(20)は「このイベントをきっかけに、社会貢献できる成人になっていきたい」と笑顔で話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news003.htm