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2007年01月07日(日) 11時01分

新潟・法務局職員の酒気帯び事故:「注意したばかり」 局長が謝罪会見 /新潟毎日新聞

 「深く反省する」。法務局の職員が職場の新年会で酒を飲んで車を運転し、2人を負傷させた飲酒運転事故。涌井大介容疑者(33)の逮捕を受け、新潟地方法務局の山野幸成局長は6日、急きょ会見を開いて謝罪した。
 山野局長や新潟東署の調べによると、涌井容疑者は5日午後6時半から約2時間、在籍する会計課の課長ら12人と新年会に出席。ビールと焼酎割りを飲んだ後、法務局まで3キロほど歩いて戻り、自家用車を運転した。逮捕時には、呼気1リットルから0・25ミリグラムのアルコール分が検出された。
 「3連休なので、車を持って帰りたいと思ったのかもしれない」と推測した山野局長は、一方で「社会が飲酒運転の撲滅を目指す中」での不祥事に言及。事実関係を確認した上で処分を決める方針を示した。
 山野局長は仕事始めの4日、新年の訓示で飲酒運転をしないよう注意したばかりといい、会見では「厳粛に対応し、再発防止のために職員への指導を徹底したい」と謝罪した。【北上田剛】

1月7日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070107-00000014-mailo-l15