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2007年01月07日(日) 12時37分

書き損じ年賀状 捨てないで読売新聞

ストリートチルドレン支援 NPOが募集

 書き損じた年賀状などでバングラデシュやネパールのストリートチルドレンを救おうと、NPO法人「シャプラニール=市民による海外協力の会」(大橋正明代表理事)が、はがきや切手の募集キャンペーンを行っている。

 募集しているのは、書き損じや未使用の官製はがきと、未使用切手。未投函(とうかん)なら、古いものでも構わない。

 同法人は両国に駐在員を派遣、現地の民間活動団体(NGO)と協力し、子供たちの生活支援施設の運営などを行っている。1枚50円のはがきは、手数料を引いて45円分の切手に交換できるため、通信費として使用し、その分の費用を海外での活動費に回すという。1枚のはがきで子供たちにミルク9杯を与えられる計算になるという。同法人では「書き損じや未使用のはがきがたくさん出てくるこの時期に、ぜひ協力してほしい」と話している。

 送付先は、〒169・8611 新宿区西早稲田2の3の1 シャプラニール「年賀はがきキャンペーン」担当。問い合わせは、同法人((電)03・3202・7863)。午前10時〜午後6時、日、月曜日・祝日は休み。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news003.htm