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2007年01月07日(日) 12時35分

「望ましい110番」伝授読売新聞

県警がキャンペーン

チラシを配布する野沢君(JR水戸駅で)
 1月10日の「110番の日」を前に、望ましい110番通報などを説明する県警のキャンペーンが6日、JR水戸駅で行われた。

 会場には、110番が伝わるルートなどを示したパネルが展示された。「水戸の梅まつり」をPRする「梅大使」や市立三の丸小の児童も参加した。

 梅大使の石田優子さんと助川奈緒さんが「110番をかける時に注意は」と質問すると、110番を受ける県警通信指令課員が「何が、いつ、どこで起きて、今はどうなっているのか、通報者の住所、氏名などを正確に教えてください。携帯電話などからの場合は、発生場所や現在位置を特定するために、目印になる建物なども一緒に伝えてください」と話していた。

 続いて、同小6年の野沢駿基君(11)と斎藤安那さん(11)らがチラシを駅利用者に配布し、正確な110番通報を呼びかけた。

 同課によると、昨年1年間に県警が受けた110番の有効受理件数は約18万9000件。一昨年より約1300件増え、過去最多だった。同課は「緊急でない場合には警察相談ダイヤル((電)#9110、または(電)029・301・9110)の利用を」と呼びかけている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news001.htm