記事登録
2007年01月05日(金) 13時01分

IC運転免許証:発行初日、県内で700人に /島根毎日新聞

 免許の偽造などを防ぐため、ICチップを埋め込んだ新しい運転免許証の交付が4日、県内で始まった。東京など5都県で今年から導入された制度。県運転免許センター(松江市)では、ドライバー約700人が真新しい免許証を手にしていた。
 新免許証は厚さ0・76ミリと従来よりも約1・5倍。顔写真の左横に正方形のICチップが埋め込まれ、氏名や生年月日などの個人情報が記録されている。従来の免許証に書かれていた本籍は空欄になり、チップだけに記録されるなど、プライバシー保護の配慮もされている。更新や再交付などの手数料はこれまでよりも450円高くなる。
 優良運転者として新免許を受け取った出雲市の中村悟さん(37)は「厚さがこれまでのとは違いますね」と話していた。【酒造唯】

1月5日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000172-mailo-l32