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2007年01月05日(金) 11時03分

IC運転免許証:発行初日は1万1137人−−県警 /埼玉毎日新聞

 県警は4日からICカード化した運転免許証の発行を始め、運転免許センター(鴻巣市)と各警察署で、計1万1137人が新しい免許証を受け取った。
 ICチップには氏名、顔写真、本籍などが記録され、チップ内の情報を読み取るには、本人の設定した8ケタの暗証番号が必要になる。免許証の大きさは同じだが、厚みは0・26ミリ増の0・76ミリ。プライバシー保護のため、表面に本籍は記載されない。
 同センターで免許更新した加須市の公務員、梅沢由紀子さん(30)は「ICカード化されるまで免許更新を待ったが、厚みがあってしっかりしている。本籍はあまり使わない情報なので、記載されないのは安心」と新しい免許証を眺めていた。
 同センター運転免許課では「ICカード化は偽造防止やプライバシー保護につながる。身分証明などに今後も活用してほしい」と話している。【弘田恭子】

1月5日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000105-mailo-l11