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2007年01月05日(金) 10時58分

SMAP 今年も紅白の“頂点”にデイリースポーツ

 昨年、大みそかに行われた「第57回NHK紅白歌合戦」の歌手別視聴率が4日、デイリースポーツの調べで明らかになり、人気グループ・SMAPが出場歌手54組中最高となる瞬間最高視聴率48・8%をマークし、2年連続4度目の“頂点”に立った。また、初出場のDJ OZMAは、女性ダンサーが“全裸”となる過激なパフォーマンスを披露し、41・8%と高い数字をたたき出し、倖田來未(24)、ドリカム、川中美幸(51)の3組が紅組最高の47・3%を獲得した。また、今回は番組全体を通して瞬間視聴率の50%超えは1度もなく、目玉不在を象徴する厳しい結果になった。(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区)
 国民的人気グループが、2年連続で歌手別最高視聴率の栄冠を手にした。メンバー5人はドリームズ・カム・トゥルーの後を受け、午後11時24分に登場。大歓声の中、「ありがとう」を熱唱すると数字は一気に上昇し、同28分にトップの48・8%をマークした。2位のドリカム、倖田來未、川中美幸に1・5%の差をつける完勝だった。
 2006年を締めくくる4時間25分の長丁場で輝き続けた。リーダーの中居正広(34)は8年ぶりに白組司会を務めて大奮闘。自軍が勝利を収め、優勝旗を手に喜ぶシーンも同じ48・8%を叩き出す“おまけ”までついた。第2部の目玉企画「スーパーレビュー」のコーナーでは、メンバー全員で「Dear WOMAN」も披露。さらに、中居、木村拓哉(34)は朗読でもお茶の間にアピールした。
 新年早々のうれしい知らせに5人は、「たくさんの方たちに見ていただけたということで、大変うれしく、光栄に思います。ぼくたち自身も、なかなか普段ご一緒できないような先輩の方たちとの共演で学ぶことも多く、大変楽しませていただきました」と喜びのコメントを寄せた。
 今年も裏番組の格闘技が19・9%をマークするなど、かつての“国民的番組”の牙城も安泰ではなくなりつつある。そんな中、フジテレビ系「SMAP×SMAP07超豪華!元旦SP」でも正月三が日プライムタイムトップ視聴率も獲得するなど、改めて幅広い世代からの支持を証明したSMAPが、今後も紅白の屋台骨を背負っていくことになりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000011-dal-ent