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2007年01月05日(金) 10時58分

“全裸騒動”NHK会長が局員に謝罪デイリースポーツ

 昨年、大みそかに行われた「第57回NHK紅白歌合戦」の歌手別視聴率が4日、デイリースポーツの調べで明らかになり、初出場のDJ OZMAは、女性ダンサーが“全裸”となる過激なパフォーマンスを披露し、41・8%と高い数字をたたき出した。(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区)
 “過激な演出”で波紋を呼んだDJ OZMAは、歌手別視聴率で予想通り!?白組27組中5位となる41・8%をたたき出した。初出場ながら話題性は十分。リハーサルで「一世一代の脱ぎっぷりを期待してください」と“放送コード超え”となる「開チン」を宣言。当日は、女性ダンサーが全裸(実際はボディースーツ)となる演出で高視聴率を稼いだ。
 とはいえ、放送直後から抗議電話が殺到した騒動は、この日になっても沈静化することなく、東京・渋谷の同局では年頭あいさつに立った橋本元一会長も「お客さんに不快な思いをさせるパフォーマンスがありました。申し訳なく思っています」と謝罪した。
 事前に相談することなく、過激演出を行ったDJ OZMAについて同局関係者は、「対応はこれからです」と説明したが今後、関係者への事情聴取や局への出入り禁止の可能性も示唆。話題を集め、高視聴率を獲得したが、NHKとしては大きな代償を負ったことは間違いない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000010-dal-ent