記事登録
2007年01月05日(金) 10時00分

紅白歌手別視聴率1位はSMAP48・8%日刊スポーツ

 大みそかの第57回紅白歌合戦の歌手別視聴率が4日明らかになり、1位はSMAPの48・8%(関東地区)だった。SMAPは白組トリ前の登場。午後11時24分に歌い始め、出演した約6分のうち5分間、48%台をキープした。メンバーは「たくさんの方に見ていただけて、たいへんうれしく、光栄に思います。普段はご一緒できないような先輩方との共演で学ぶことも多く、楽しませていただきました」とコメントした。
 今回の紅白は、関東地区の1部が平均30・6%で歴代最低タイ、同2部は39・8%でワースト2位。関西地区では2部(37・6%)がワースト記録を更新するなど、低落傾向に歯止めがかからず、歌手別で見ても、出場54組のうち大台の40%超えは11組だけと、苦戦ぶりが浮き上がった。
 最大のライバルだったTBS系「K−1 Dynamite!!」は、平均19・9%と健闘。同番組の放送が終了した午後11時5分以前に出場した歌手に限れば、40%超えは3組という寂しい結果。全世帯の視聴率割合を示すHUT(総世帯視聴率)が高い午後10時台までに、意地を見せたのは小林幸子(41・9%)と、DJ OZMA(41・8%)のパフォーマンスだった。
 バックダンサーの衣装が「裸に見える」と苦情が殺到したOZMAだが、出演終了直後の午後10時24分には10時台最高の43・8%をマーク。苦情はあったものの視聴率的には成功だったようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000038-nks-ent