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2007年01月04日(木) 00時00分

『憲法改正が参院選争点』 首相年頭会見 東京新聞

 安倍晋三首相は四日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い、夏の参院選の戦略について「新しい時代にふさわしい憲法をつくっていく意思を明確にしていかなければならない。私の内閣として改正を目指していきたいと参院選で訴えていきたい」と述べ、改憲を争点にする考えを表明した。衆院を解散して衆参同日選に踏み切ることは「現在のところ、全く考えていない」と否定した。

 参院選の目標に関しては「自民党総裁、内閣を率いる責任者として、常に勝利を得る気概で臨んでいかなければならない」と述べ、具体的な勝敗ラインや自らの責任の取り方には触れなかった。

 一方、首相は景気対策について「成長戦略を着実に進め、景気回復を家計にも広げていく年にしていかなければならない。国民が構造改革の成果を実感できる年にしていく」と決意を強調した。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070104/eve_____sei_____000.shtml