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2007年01月03日(水) 00時00分

よど号事件の赤軍派活動家 田中元受刑者が死亡 東京新聞

 一九七〇年の日航機よど号ハイジャック事件の実行犯として国外移送目的略取罪などで服役中、肝臓がんのため昨年十二月中旬に刑の執行を停止、釈放されていた元赤軍派の田中義三(たなか・よしみ)元受刑者が一日午前零時十五分ごろ、千葉県内の病院で死去した。五十八歳。関係者によると葬儀は親族だけで行い、後日、東京、大阪でお別れの会を開く予定。

 二〇〇三年に有罪判決が確定後、熊本刑務所に服役していたが、病状が重く昨年十一月二十一日に大阪医療刑務所に移送。弁護側は刑務所内の治療は困難として、一般病院での治療を求め東京高検に刑の執行停止を申し立て、昨年十二月十五日に認められた。

 熊本県出身で明治大中退。学生時代から赤軍派の活動家となり、七〇年三月、赤軍派メンバー八人とともに羽田発福岡行き日航機を乗っ取り、北朝鮮行きを要求。福岡空港と韓国・金浦空港で乗客を解放後、北朝鮮へ入国した。

 九六年三月にカンボジアで身柄を拘束され、偽米ドル札を使ったとしてタイで起訴されたが無罪が確定。二〇〇〇年六月に日本に引き渡された後〇二年二月に東京地裁で懲役十二年の判決を受け、東京高裁が控訴を棄却。〇三年六月に上告を取り下げ刑が確定した。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070103/mng_____sya_____014.shtml