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2007年01月02日(火) 19時59分

末松議員、政治資金5千万円を借入先の聴取直後に返済読売新聞

 自民党の末松信介参院議員(51)(兵庫選挙区)が兵庫県議時代の2003年12月、後援会幹部の会社経営者から5000万円を借り、昨年10月、経営者が大阪地検から金の趣旨について事情聴取を受けた直後に、226万円の利子を付けて全額を返済していたことがわかった。

 この問題で、政治資金収支報告書に約800万円の記載漏れがあり、末松議員は「県選管や弁護士とともに協議し、訂正を速やかに実行したい」としている。

 末松議員側の説明によると、初当選した参院選を半年後に控えた03年12月10日、経営者から5000万円を借り入れたが、返済期限や金利は決めなかった。金は末松議員の個人口座に振り込まれ、末松議員は04年10月1日付の資産報告書で個人の借入金として届け出て、生活費などに充当。3300万円は口座に残ったままだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070102-00000211-yom-soci