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2007年01月01日(月) 08時00分

NHKに抗議殺到!OZMAバックダンサーが突然の“全裸”サンケイスポーツ

 「第57回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京都渋谷区のNHKホールで行われ、ハプニングが続出した。開チン宣言で注目されたDJ OZMAは、本人の露出度よりも女性バックダンサーの“全裸”で驚かせ、抗議や問い合わせの電話が同局に殺到。本番中に三宅民夫アナウンサー(54)が謝罪を行う異例の事態となった。

 NHK開局以来、初のおっぱいポロリか? ブラウン管の前の誰もが、1度は目を疑った。

 問題のシーンは、DJ OZMAが歌う「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」の2番に突入する午後10時22分過ぎだった。金色に輝くリオのカーニバル風衣装を身につけた20人の女性ダンサーが突然脱ぎだした。

 ブラジャーやパンティーまで脱ぐ凝った演出で、お茶の間も公共放送のNHKでまさか!?と一瞬、目を疑ったに違いない。ただ、目を凝らして見ると、バストトップまでリアルに描いてはいるものの、バストや腹筋のラインをわざわざ入れるなど、肌色のボディースーツの上からヌードの絵を描いたと分かるものだった。

 しかし、NHKにはやはり抗議や問い合わせの電話が殺到。「あの衣装は子供の見ている時間にはふさわしくない」「ふざけすぎ」といったものなど、午後11時45分までに計252件あった。なかには、本当の裸と勘違いした視聴者もいたという。

 そこで同局では30分後の同52分、徳永英明が歌い終わった後に三宅アナが登場し、「さきほどのDJ OZMAのバックダンサーが裸ではないかという問い合わせがありましたが、ボディースーツを着用していました。誤解を与える結果となり、申し訳ありませんでした」と謝罪。結局この時間ロスが響き、審査結果発表が大幅に短縮されてしまった。

 OZMAは終了後、報道陣に囲まれ「リアルに作りすぎたかな。でも、見てくれないと意味がないから」とぽつり。その横を司会の中居正広(34)が通りがかり、「ちゃんとフォローしとけよ」と苦言を呈した。

 ただ、OZMAは「北島先生から『うまくいったな』と肩を叩かれ、器の大きさを感じました」と懲りてない様子。北島も「俺は隠れていたからちゃんと見ていなかったよ」と苦笑い。

 果たして、ここまで騒動を起こしたことが功を奏してアゲ♂アゲ♂視聴率といきますか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070101-00000032-sanspo-ent&kz=ent