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2007年01月01日(月) 08時01分

DJ OZMA怪チン開チチ…第57回NHK紅白歌合戦スポーツ報知

 ◆第57回NHK紅白歌合戦 大みそかに東京・渋谷のNHKホールで行われた第57回NHK紅白歌合戦は大荒れになった。「開チン宣言」していたDJ OZMAは本物こそ出さなかったが、“偽チン”に“開乳ダンサー”を引き連れるパフォーマンスでお茶の間を仰天させた。同局には放送中から抗議が殺到し、本番中に謝罪する一幕もあった。

 NHKが、目玉と考えていたOZMAのステージで、世間から“大目玉”を食らった。リハーサル初日から“開チン”を期待させ、ステージ上では2度の生着替え。仰天パフォーマンスは、女性ダンサー50人の“おっぱいモロ出し”だった。

 ダンサー全員が、リアルな裸のボディースーツを着て、さらには股(こ)間にキノコ。裸スーツは一見、本物と見間違えるほど。OZMA本人は股間に白い“モノ”の模型を装着して、公約を守った。

 だが、直後から「ふざけすぎ」「子供の見ている時間にふさわしくない」という抗議が殺到。約30分後、総合司会の三宅民夫アナが「(衣装で)誤解を与える結果になり誠に申し訳ありませんでした」と、異例の謝罪を述べる事態に発展。抗議は約1時間超で252件に上った。

 OZMA本人は、終了後に説明を求める報道陣から一度、逃走。番組終了後に「リアルに作りすぎちゃったかな。見てもらいたいという一心だった」と猛反省した。石原真プロデューサーは「本番まで(衣装を)知らなかった」と釈明。リハでは“裸スーツ”ではなくビキニを着ていた。OZMA独断の“暴挙”だったようだ。

 度を過ぎたリップサービスには北島三郎(70)も「張り倒すよ!」と激怒したが、最後はイリュージョンでOZMAにすり替わって登場するなど、2人の遺恨すら茶番とも言える。期待外れどころか、「歌重視」のコンセプトをも無視したもので、大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。

 北島三郎「DJ OZMAに抗議が殺到? おれは下にもぐってたから、分からねえんだよ。リハーサルも別々にやったから、どんな演出かも知らなかった。彼(OZMA)のこともよく知らないしな」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070101-00000051-sph-ent