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2007年01月01日(月) 06時05分

OZMA“開チン”なしでも抗議殺到!スポーツニッポン

 第57回「NHK紅白歌合戦」が大みそかの31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。“開チン”宣言で注目のDJ OZMA(年齢未公表)は、ラストで想定外の“益荒男(ますらお)”を披露。“開チン”は無かったものの、女性ダンサーのニセヌードに視聴者から苦情が相次ぎ、総合司会の三宅民夫アナ(54)が生中継中に謝罪する一幕もあった。

 「羽賀研二並み」という自慢の“お宝”はいつ現れるのか——。姿を消しては現れるイリュージョンが続く中、ラストでいよいよパンツ一丁のOZMAが下半身全開と思われた時、そこに現れたのは演歌界の大御所、北島三郎(70)。OZMAが「どうしても出ちゃう」と漏らしていた自慢の逸物は確かに国民的な“益荒男”だった。

 29日のリハーサル段階ではOZMAの発言に「そんなもん出したら張り倒す!」と激怒していた北島だが、紅白を盛り上げようとしている姿勢は評価していたようだ。

 出演の30分後の午後10時52分に突然、三宅アナが番組中に「バックダンサーについて裸ではないかという多くの電話をいただいています。実はボディースーツを着用していたので裸ではないです」と異例の釈明。NHKによると、歌唱後1時間で252件の問い合わせ電話が殺到。“開チン”していないのに、苦情だけは来るという皮肉な結果になった。同局は衣装の最終チェックであるカメラリハーサルに言及し「演出側は知りませんでした」としている。

 終演後、OZMAは「リアルになりすぎちゃったのかなあ」と困惑。司会の中居正広(34)からは「ちゃんとフォローしておけよ」とアドバイスを受けた。ただ、北島との共演については「北島先生の器の大きさがすべて。30日にお願いしたら、二つ返事でやると言ってくれた。5分しかないリハーサルだったが、さすが御大、分かってらっしゃった」と感謝。北島は「終わった後(OZMAが)ちゃんと礼を言いに来たよ」とほほ笑んでいた。

 番組は白組が勝ち、対戦成績を29勝28敗とした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070101-00000019-spn-ent