2006年12月26日(火) 20時19分
景気回復「実感ない」78%、「格差拡大」は74%に(読売新聞)
読売新聞社が9、10の両日実施した全国世論調査(面接方式)で、「景気は回復している」との政府の判断について、実感が「ない」と答えた人が「あまり」と「全く」を合わせて78%に達した。
所得などの格差が「大きくなっている」と思う人は、「どちらかといえば」を合わせて74%に上った。「いざなぎ景気」を抜いて戦後最長となった今回の景気拡大が多くの国民にとって実感の薄いものであることが明らかになった。
景気回復の実感が「ない」と答えた人は、2006年1月調査よりも4ポイント増えた。「ある」人は計21%にとどまった。
「ない」と答えた人を地域別に見ると、「関東」「近畿」「中部」で70%台だったが、「北海道・東北」「中国・四国」「九州」では80%台に上った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000213-yom-soci