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2006年12月07日(木) 19時31分

11月の携帯・PHS加入者数、ドコモが初の純減impress Watch

 電気通信事業者協会(TCA)は、2006年11月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。

 携帯電話契約を見ると、NTTドコモが1万7,500人の純減を記録した。これまで一部地域で純減を記録したことはあったが、全体としては今回が初めて。またKDDIは32万4,900人の純増となっており、その内訳はauが47万9,600人の純増、ツーカーが15万4,600人の純減となっている。また、ソフトバンクモバイルは、6万8,700人の純増を記録している。

 第3世代携帯電話では、ドコモが98万8,900人、auが50万1,900人、ソフトバンクモバイルが48万3,800人の純増となった。今月でNTTドコモのFOMAは3,000万人を、ソフトバンクモバイルの3Gは500万を超えている。

 インターネットサービスでは、iモードが5万6,200人の純減を記録した。こちらも過去に一部地域でマイナスを記録したことはあったが、ドコモ全体としては初めての純減となる。また、EZwebは36万7,300人の純増となった。純増数が延びたソフトバンクモバイルだが、Yahoo!ケータイは、3,600人の純減となっている。ソフトバンクでは「11月には大口の法人契約を獲得したことで純増数アップに繋がったがS!ベーシックパックを伴わないものだった。また2Gから3Gへ移行するユーザーでS!ベーシックパックを契約しない場合があること、プリペイドの有効期間延長などが、純増にもかかわらずYahoo!ケータイの純減になったのではないか」と説明している。

 PHSでは、ウィルコムが2万4,900人の純増となる一方、ドコモが2万4,600人の純減で、アステルは変動なしという結果になった。ウィルコムは前月度よりも純増数がさらに減少したが、11月15日にはウィルコム喜久川社長が「MNPの影響で音声ユーザーの10%程度が影響を受けている」との分析を示している。

 MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用した11月の契約数については、ドコモは約16万人のマイナス、auは22万5,300人のプラス、ツーカーは7,800人のマイナス、ソフトバンクは5万3,900人のマイナス(転入:9万3,900人、転出:14万7,800人)となっている。

■ URL

  TCA

  http://www.tca.or.jp/

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・ 10月の携帯・PHS加入者数、MNP開始後もKDDIが純増トップ

(関口 聖)

2006/12/07 16:54
(impress Watch) - 12月7日19時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000024-imp-sci