2006年11月07日(火) 14時00分
政務調査費虚偽記載：容疑で２県議を書類送検 自宅なのに事務所費 ／兵庫（毎日新聞）
自宅を事務所として使用しながら政務調査費から事務所費を支出し、収支報告書に虚偽の記載をしたなどとして、県警捜査２課は６日、小林喜文県議（６２）＝自民、豊岡市選出＝と加藤康之県議（６３）＝民主、姫路市選出＝を詐欺と虚偽公文書作成・同行使の疑いで神戸地検に書類送検した。
調べでは、小林県議は自宅を事務所として使用しているのに、県から支出の０３、０４年度の政務調査費計約７２０万円のうち、約１３７万円を事務所費として支出し、収支報告書に虚偽記載した疑い。加藤県議は、妻名義の自宅を事務所として使用しているのに、０１〜０４年度の政務調査費１４４０万円のうち、約２５２万円を事務所費として支出、収支報告書に虚偽記載した疑い。２人とも容疑を認めているという。
２人は全額を返還したが、市民団体が今年８月に県警に告発していた。【藤原崇志】
〔神戸版〕
１１月７日朝刊
（毎日新聞） - 11月7日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000204-mailo-l28