2006年09月26日(火) 00時00分

「鍋パーティー」集団暴行の元京大生３人、１人は実刑（ZAKZAK）

　京都大アメリカンフットボール部の元部員３人が女子学生を泥酔させ、集団で暴行した事件で、京都地裁は２６日、集団準強姦（ごうかん）罪に問われた元京大生池口亮被告（２４）に、懲役５年６月（求刑懲役８年）の実刑判決を言い渡した。

　元京大生白井淳平被告（２３）は懲役３年、執行猶予５年（求刑懲役５年）、同木戸晶裕被告（２２）は懲役２年６月、執行猶予５年（求刑懲役４年）。

　氷室真裁判長は判決理由で「被害者の気持ちを全く考慮せず、性的欲求を満たすための犯行。被害者に与えた心身両面の被害は極めて甚大」と指摘。池口被告に対し「被害者２人を暴行した刑事責任は他の２被告に比べ格段に重い」と述べた。

　３被告はいずれも起訴事実を認め退学処分になっていた。

　判決によると、３被告は昨年１２月２２日夜、京都市左京区の木戸被告のマンションで、女子学生３人と「鍋パーティー」を開催。焼酎を一気飲みさせ、１人が帰った後の翌２３日未明、泥酔した女子学生を抵抗できない状態にした上で暴行。池口被告はもう１人の女子学生にも暴行した。

ZAKZAK 2006/09/26

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092605.html