2006年09月08日(金) 11時06分
清瀬の死体遺棄：長男を強盗殺人で追起訴 ／東京（毎日新聞）
清瀬市の団地で無職、市川昌子さん（当時６９歳）の遺体が見つかった事件で、東京地検八王子支部は７日、長男で無職、市川浩史被告（４５）＝死体遺棄罪で起訴＝を強盗殺人罪で追起訴した。市川被告は動機について、消費者金融へ返済するための金が目当てだったと供述しているという。
起訴状などによると、市川被告は今年７月１４日午後１時ごろ、昌子さん宅で昌子さんを腰ひもで絞殺し、現金９万８０００円と腕時計、キャッシュカードなどを奪った。遺体に布団をかぶせ押し入れに隠したが、８月１日ごろ、腐敗臭が気になったことからビニール製の布団圧縮袋に詰めて床下に遺棄した。
調べでは、市川被告は遊興費で３５０万円ほどの借金があった。昌子さんを殺害後にキャッシュカードで現金１１９万円を引き出しており、同地検支部は窃盗罪でも追起訴する方針。【苅田伸宏】
９月８日朝刊
（毎日新聞） - 9月8日11時6分更新
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