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2006年09月07日(木) 00時00分

超人気漫画「デスノート」作者、銃刀法違反で逮捕ZAKZAK

 車中にナイフを隠し持っていたとして、警視庁石神井署は7日までに、銃刀法違反の現行犯で超人気漫画「DEATH NOTE(デスノート)」の作者で漫画家、小畑健容疑者(37)=東京都武蔵野市=を逮捕した。「デスノート」は中高生に絶大な支持があるほか、アニメ化され、子供たちに囲碁ブームを巻き起こした「ヒカルの碁」も同容疑者の作品だった。

 調べによると、小畑容疑者は6日午前零時半ごろ、東京都練馬区大泉町の関越道大泉インター近くの路上で乗用車を運転中、ヘッドランプが切れていたため、警戒中の署員に職務質問された。

 その際、ダッシュボードから刃渡り8.6センチ、2つ折りのアーミーナイフが見つかった。

 小畑容疑者はキーホルダーに短い刃物もぶら下げており、「刃物に興味を示していた可能性が高い」(捜査関係者)とみられる。

 乗用車は法人名義で小畑容疑者が1人で運転していた。小畑容疑者は容疑を認め、「申し訳ないことをした。キャンプで使うために持っていた」と話しているという。

 小畑容疑者は平成元年、ギャグ漫画「CYBORGじいちゃんG」(週刊少年ジャンプ)でデビュー。平成10年に同誌で掲載された「ヒカルの碁」で注目され、コミックスは全23巻で累計発行部数2200万部。この作品で小学館漫画賞を受賞したほか、小中学生に囲碁が流行するなど社会現象を起こした。

 15年から今年5月まで同誌で連載された「デスノート」も2000万部を誇るベストセラーに。6月に実写映画の前編が公開、11月に後編が封切られる予定で、テレビアニメも日本テレビ系で10月からスタートすることが決まっている。

 同誌を発行する集英社は「対応は今のところ未定」(広報室)としているが、映画“お蔵入り”の可能性も浮上している。

 小畑容疑者を知る関係者は、「連載が終わっても映画や小説、アニメの監修で忙しかった。パーティー会場でも1人で静かにしているタイプ。おしゃれな人なので、ナイフもファッション感覚で持っていたのかもしれない」と話している。

ZAKZAK 2006/09/07

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006090701.html