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２８日午前０時ごろ、北海道稚内市宝来、病院パート職員菅原季子さん（４６）方の隣家から「菅原さんの長男（１６）が、『母が血を流して倒れている』と言っている」と１１９番通報があった。
救急隊員が到着した際、菅原さんは自宅１階風呂場前の廊下で既に死亡していた。
稚内署は、殺人事件として捜査している。
同署の調べによると、菅原さんは、上半身裸で下半身はパジャマ姿。風呂あがりに殺害されたとみられ、胸など上半身に、刃物による複数の刺し傷があった。凶器は発見されていない。
同署は同日午後にも、遺体を司法解剖して、詳しい死因の特定などを急ぐ方針。
菅原さんは高校１年の長男と２人暮らし。長男は、「２階からトイレに行こうと階段を降りたところ、母が廊下にあおむけに倒れていた」と話しているという。長男は「玄関から出ていく金髪の男を見た」とも話しており、同署で関連を調べている。