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2006年08月26日(土) 14時01分

個人情報:児童42人の名簿紛失 避難訓練時に置き忘れ−−大田区 /東京毎日新聞

 ◇古川こどもの家
 大田区は25日、学童保育や乳幼児支援などをする「古川こどもの家」(同区西六郷1)で、児童42人分の個人情報が載った名簿「児童引取人登録書」を避難訓練時に紛失していたことを明らかにした。
 区子育て支援課によると、23日に学童保育の児童34人と職員3人が避難訓練で約1キロ離れた新蒲田公園(同区新蒲田1)へ出かけた。同公園で児童がけがをしたため、職員が非常持ち出し用リュックから救急箱を取り出した際、登録書を収めたファイルも出したが、そのままベンチに置き忘れたという。
 24日朝、職員がリュックを点検した際に紛失に気付き警察署に届け、同公園などを探したが見つかっていない。
 登録書は、緊急時に避難先で児童を安全に保護者などに引き渡すために使う。1枚の用紙に児童の氏名や生年月日、住所、電話番号、学校名と、引取人の氏名、続柄、緊急連絡先などが書かれ、全員分がファイル1冊に収められていた。
 同課は25日、保護者に説明と謝罪をし、区内約50児童館に今後は訓練時に持ち出さないよう指示した。本間敏幸・こども育成部長は「申し訳ない。悪用の可能性を考え、児童の安全を確保するため十分に対策を講じたい。登録書の扱い方も再度徹底する」などと話した。【窪田千代】

8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日14時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000135-mailo-l13