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2006年08月22日(火) 20時13分

<巨人不祥事>偽サインでネット競売 球団職員を懲戒解雇毎日新聞

 プロ野球の巨人は22日、同球団総務人事部の男性職員(30)が、人気野球選手らのサインをまねて書いたバットやボールなどの野球用品をインターネットの競売サイトに出品、販売していたことを明らかにした。同日付で、この職員を懲戒解雇処分にした。偽造サインの品は計91点で落札額は総額70万〜100万円に上るという。
 球団によると、偽造は今月18日、球団事務所に「小久保選手の使ったサイン入りバットを落札したが、偽物だった」と落札者から電話があり、発覚した。職員は、販売物品の送り状に連絡先として、球団の代表電話を記入していた。職員に事情を聴いたところ偽造を認めたという。
 職員は昨年5月ごろから今月までに、小久保裕紀や高橋由伸、工藤公康、上原浩治選手ら巨人関係者25人分76点▽巨人以外の6球団の選手8人分10点▽タレント1人分5点——の計91点を偽造し、ヤフーオークションのサイト上で、販売していた。最高値は2万1500円だった。
 職員は巨人2軍の本拠地・ジャイアンツ球場で、折れたバットなどを「再利用したい」と偽って入手していた。学生時代から野球グッズを集めるのが好きで「趣味が高じて偽造に走ってしまった」と話しているという。売り上げは野球グッズ購入費などに充てていた。
【立松敏幸】
(毎日新聞) - 8月22日20時13分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000078-mai-soci